間瀬隧道

2014.06.08.Sun.18:02
新潟県の旧巻町から海側、つまり間瀬側へ抜けるには弥彦山を超えなければならない。
現在は切通しにより山を抜ける道があるが、隧道ができるまでは山を超えるか海路を使って迂回しなければ巻や岩室側から間瀬側へ通行できなかった。
それが1933年にこの「間瀬隧道」が掘られ間瀬から巻、岩室への大動脈となる。

いつもの婆ちゃんの有り難い証言によると子供の頃、海へ行く時は必ずこの「間瀬隧道」を通って行ったそうだ。

ごく最近のモノと思われるラクガキがあったため地図は非公開にしました
またスズメバチの巣があります


現道と旧道の分かれ道

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案外、路面状態は良く現役で使えるんじゃないかとも感じさせる

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が・・・
そんな事はなかった

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もはやジャングル

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おっ!
石積みが残ってる
谷積みかな?

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そして・・・見えてきた

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エッ!?
嘘だろ(´;ω;`)ブワッ


ラクガキされてる・・・・

春に来た時にはなかった

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巻ラブなら貴重なものにラクガキはしないで欲しかった

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凄まじい落胆(´・ω・`)
マイナーだけど戦前からある貴重な隧道たんが・・・


落ち込んでいても仕方ない

竣工・・・1933年
延長・・・135メートル
幅員・・・3.5メートル
高さ・・・4.0メートル

戦前から存在する80年モノの隧道です
坑門は全てレンガ造り
装飾も破損なく全て残されていて、保存状態も極めて良好!
市街地が近いにも関わらずラクガキ等も一切なく奇跡的とも言える状態の隧道(少なくとも今日までは)

ちなみにこの周辺にスズメバチの巣があります
気がついた時には囲まれてて焦った

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歴史を感じさせる扁額
素晴らしい

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お気入りで何度も来ているけれどもいざ内部へ

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コチラは以前バイクで来た時の写真

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相変わらず出水によるものか、もしくは現道の排水装置が隧道入り口にあるためか巻側は水に浸かっている
結構深いのでブーツとかじゃ浸水します


見た目はまだまだ大丈夫そうに見えるけど、実はそれなりのダメージを受けているのかも

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振り返った図
何時間でも眺めていられる美しさ

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間瀬側に行くに従って水はなくなり路面は乾燥してくる
ただこれまで水に没していて気が付きにくいが、コンクリートの劣化による落下物も多い事に気がつく

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135メートルを歩き間瀬側抗口へ到着
この間瀬隧道の良い所の1つにそれぞれの抗口で雰囲気が多く変わる所がある

巻側が重厚な廃を感じさせるのに対して間瀬側は爽やかな雰囲気

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そのまま進んでいく

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すると現道とぶつかる

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マイナーで規模も小さいけれど一番お気入りの隧道
祖母が子供の頃、歩いた事を想像しながら歩くとなんとも言えない不思議な気持ちになる

あとカメラの設定をミスり彩度めちゃくちゃな写真になっててスミマセン
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コメント
No title
廃道検索からおじゃまします。
現在の間瀬隧道の状態にびっくり!
25年程前ですが車仲間と毎週弥彦山スカイラインに走りに来てたときに何度かこの間瀬隧道を車で通りました。
といっても当時でもかなり朽ちていたため、面白半分チャレンジ気分で通った気がします。
No title
>>たかぶさん

コメントありがとうございます
まさか現役時の貴重なお話を伺えるとは!
嬉しいです!!
確かに当時としても相当年代モノでしょうから色々な意味で迫力があったでしょうね。
訪問ありがとうございました。
実は、この間瀬隧道は父が子供の頃に間瀬から巻へ行く時に通っていたそうです。
今も年に一回、墓参りに行く時に現在の峠を越えて行きますが、話にしか聞いていなかった隧道を御紹介下さり、ありがとうございます。
No title
>>チェッチェッチェローさん

コチラこそ素敵な思い出を聞かせて頂けて大変嬉しく思います。
ありがとございます。
様々な想いを持った人がココを通っていったのかと思うと不思議な気持ちになれます。

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