間瀬銅山 ~明神沢立坑編~

2014.07.07.Mon.21:08
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これから向かう目的地は「明神沢立坑」
鉱山好きの方ならご存知かも知れませんが一応解説すると

【立坑】 垂直に掘削された坑道。地表と坑内深部を結ぶ主要通路。巻上機を備え鉱石,石炭,人員,資材を運搬し,通気を兼ねる。

現実離れした地獄へ通じそうな深い穴は、ゾクゾクする不思議な魅力がある穴です。
当然、落ちたら即死間違いなしな穴が多いので最大の注意が必要な相手でもある訳ですが。。。

飯場を抜け、弥彦山へ向かって高度を上げていく。
真冬に散策したため沢も凍りついてる。

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気分は東部戦線か八甲田山
「雪の進軍」を歌いたくなるね
滑落したら洒落にならない。

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無事に砂防ダムを超えると道?は沢の対岸に渡る。
橋などは無く沢を越えなければいけない。無積雪期なら何でもない場所でも雪があるだけで大変。

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極寒の沢へ落ちることもなく渡り切る。
ただここから道というより岩をよじ登るようにして進まなければならなく、更にその難易度も進む度に上がりそうだった。

戦略的撤退!!
「帰ろう。帰れば、また来られるからな」

って事で季節が変わってからリベンジしているため写真の季節感も変わります。
冬の頃と同じ道を進む。
やはり撤退して正解だった。こんな場所、雪があり凍結してる時に絶対歩きたくない。

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本当に冬は撤退して良かった!
なんだよ鎖場ってww
無積雪期でも軽いハイキングの気分で来たら有無を言わさず回れ右だわ

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足を踏み外せば岩場に真っ逆さま ヒエー
更にはこの鎖をどこまで信用していいのか分からなかったから相当怖かった

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有り難いのか有り難くないのか分からないが、この鎖場が最大にして最後の難所だった。

中々ハードな道ながらも道中には雪割草やカタクリが咲いてて綺麗でした。
初めて見た。

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更に高度を上げていくと

ドラム缶?

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鉱山関連の遺構だろうか。
索道か巻き上げ機、運搬車の燃料?
他の場所にもドラム缶はあった。

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そして・・・
奴は現れた
穴キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

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胸の高鳴りを抑えて近づいてみる。
なんと素晴らしい面構えか

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フラッシュライトの点灯確認をして
いざ突入!
不思議と坑道内はライトの明かりを反射しキラキラする。保有鉱物の影響だろうか。
抗口から4メートル程で立坑が見えてくる・・・

また壁面をよく見ていただくと斜めに溝が掘られている事がわかる。
掘削時の跡なのか、もしくは鉱石等を上層部へ上げるためのトロッコのようなものがあったのだろうか。

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コレは(;゚д゚)ゴクリ…

P4120228_R.jpg

こえええええええええええええええええええええええ

石を落としてみると音がしなくなるまで8~10秒かかった。
また真っ逆さまな穴ではなく途中でカーブしているようだ。

深すぎて現実的じゃない、けど何故かワクワクする。
ちょっと足を出してみる。P4120229_R_R.jpg

立坑が存在する以上はこの下層部には坑道が存在するのだろう。
なんとしてもその抗口を見つけたい。閉塞している可能性の方が圧倒的に高いだろうが・・・(´・ω・`)

観光坑道以外では初めて見る立坑だった。
狂気を感じるほどに現実感のない深さは恐ろしくも不思議と惹かれるものがある。

なお、とある資料によると太刀川鉱山と間瀬銅山の中間地点に位置する「明神沢立坑」
ただ郷土史の地図は実際の鉱山の位置と見比べてみると割りと大雑把でどちらの坑道の立坑かは自分には判別できません。
ただ記事内では便宜上、間瀬銅山としました。
詳しい方がおられましたら教えて下さい。
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