猿毛岳スキー場
2014.10.29.Wed.02:05
市街地は三方を山に囲まれ、加茂川が貫流している。都市の起源は平安時代に遡り、青海神社の門前町として栄えたのが始まりである。古くから京都との関わりがあった事や、中心街の落ち着いた町並みから「越後の小京都」とも呼ばれる。by wiki
このように新潟市とも隣接する加茂市の猿毛岳にスキー場がヒッソリと存在する。
1963年(昭和38年)8月起工
1963年(昭和38年)12月完成
1964年(昭和39年)1月営業開始
・リフト 1基
・ロープトウ 1基
・夜間照明
・スキーロッジ
を備えた近代的なスキー場でした。
しかし雪不足に悩んだらしく最終的に昭和50年代には閉鎖に至ったそうです。(正確な閉鎖の年月は不明)
相当荒れた林道を進むと見えてくる。
ロッジ跡

このように新潟市とも隣接する加茂市の猿毛岳にスキー場がヒッソリと存在する。
1963年(昭和38年)8月起工
1963年(昭和38年)12月完成
1964年(昭和39年)1月営業開始
・リフト 1基
・ロープトウ 1基
・夜間照明
・スキーロッジ
を備えた近代的なスキー場でした。
しかし雪不足に悩んだらしく最終的に昭和50年代には閉鎖に至ったそうです。(正確な閉鎖の年月は不明)
相当荒れた林道を進むと見えてくる。
ロッジ跡

こちらが貴重な営業当時の写真
現在でも通用しそうな近代的なデザイン
写真でしか判断できないけれど、三階建と屋根裏部屋って感じだったのかな


当時の写真にも写っている正面の階段を登り実質2階?へ行く

コンクリートも相当劣化してきており悪いことに枯れ草で地面を確認できず踏み抜く危険があるため進むことは断念した。
それでは一階を調査してみよう。

入り口と思しき場所を発見!

フラッシュライトを構え覗いてみる

まずすぐ左の部屋を覗いてみる
目立った残留物は無かったがスキー場のロッジという性格上、乾燥室かなにかだろうか。

更に前進すると

ん? 吹き抜け?
いや崩れてるぅぅぅぅぅぅΣ(´∀`;)

無機質なコンクリートの天井をぶち破り神々しいまでの秋空と植物が顔を覗かせていた。
正直、綺麗だと思った。

崩落地の近くはお風呂があった
男女それぞれの浴室
どっちを先に見るか。そんなの決まってる( ー`дー´)キリッ

入浴中のえるたそ~が

居るわけもなく
それにしてもスキー場のロッジにしてお風呂まで備えているとは驚きだ

奥には六畳程の部屋が二部屋あり当時は宿泊も充分できそうな設備の充実ぶりだ。
更に進むとコンクリート打ちっぱなしの広い空間に出た。
ココは何だろう。細かい仕切りもないし食事とかをするスペースだったのかな?

コンクリート鍾乳石ができている。
コンクリートに含まれる石灰分が雨水等によって溶け出し鍾乳石状のモノを作り上げる。
それだけコンクリートはスカスカになりつつあるって事だよな・・・

現存するロッジ一階部分は以上
ロッジを出て周辺を探索してみる
来る時から煙突と共によく目立っていた給水塔?
いい感じに錆びてる

鉄塔オタの方はこれを通称「結界」と呼ぶらしい
確かに空に描いた結界っぽい

これまたいい感じのバルブ
程よく朽ちてる

給水塔?の裏手には電源室或いは変電室のような物があった
本来ならば機械を覆うように建物があったのだろうが崩壊が進み僅かに壁が残るのみ

次にロッジを離れゲレンデに入りリフトを探す
ただゲレンデは植林されたのか言われなければわからない程に森に帰っていた
こちらが営業当時のゲレンデの様子



自分が当初想像していたモノより遥かに大規模だ!
まさか稜線までゲレンデがあるとは思わなかった。
色々調べてみた結果、ゲレンデの下の部分が初心者コース、上の部分が上級者コースであったようだ。
ということはロープトウは初心者コースに設置され、リフトは上級者コースのある山の稜線まで客を運搬していたと言う事だろうか。
確かに写真をよく見ると三枚目の左方向に茶色の大きめの支柱が確認できる。
更に稜線部には巻き上げ機のようなものも確認できる。
前述したように写真を見るまでこれほど大規模なスキー場だとは思わなかったので稜線部に見えた怪しげな窪地も自然的なものだと思い詳しく調べなかった(´・ω・`)ガッカリ…
何はともあれ取り敢えず調査し発見したモノを報告!
登山道に沿って進むと左手に機械的な遺構を見つけた。

機械の向いている方向を見てみると更に支柱も発見することが出来た。

登山道から外れ色々な植物の種だらけになりながら藪漕ぎをすると・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
巻き上げ機!
なんでだか分からないけどカッコイイ。蒸気機関車のような謎の機械的なカッコ良さ

錆が侵食し穴が開いた壁にカメラを突っ込んで内部を撮ってみた
屋根壁に囲まれていた影響か結構状態は良さそう

当初コレがリフトだと思ったが机上調査を進めたり当時の写真を見ると確かに・・・小さいな
これは恐らく資料にもあったようにロープトウであろう
ロープトウとはロープに付いている短いバーを手で持つ一人用のリフトの一種
こんな風にして使うらしい

なんだか見たことあるような無いような
バランスを取るのが難しくて転けそうになった幼少の記憶
結局、目的の大型リフトの遺構の発見には至らなかった(´;ω;`)ブワッ
下調べちゃんとしてから行かないとな
今ならある程度目星も付いてるし(見当外れの可能性も十分あるけどww)何より大変貴重な営業当時の写真を戴くことが出来たので再訪して同じアングルからの写真を是非撮りたい!!
最後になりましたが営業当時の写真を快く提供して下さった「ひまわり」のように!のまこと様にはココで感謝の意を表したいと思います。
本当に貴重な写真をありがとうございました!
宣伝じゃないけれど新潟100名山を始め登山に関する記述が詳細に載っていて見入ってしましました。
富士山や調査目的の藪漕ぎ沢登りくらいしか経験ないけどちゃんとした山登ってみたいよな。
頂上で相変わらずカップラーメン食べたい。
主にヤマノススメの影響で
現在でも通用しそうな近代的なデザイン
写真でしか判断できないけれど、三階建と屋根裏部屋って感じだったのかな


当時の写真にも写っている正面の階段を登り実質2階?へ行く

コンクリートも相当劣化してきており悪いことに枯れ草で地面を確認できず踏み抜く危険があるため進むことは断念した。
それでは一階を調査してみよう。

入り口と思しき場所を発見!

フラッシュライトを構え覗いてみる

まずすぐ左の部屋を覗いてみる
目立った残留物は無かったがスキー場のロッジという性格上、乾燥室かなにかだろうか。

更に前進すると

ん? 吹き抜け?
いや崩れてるぅぅぅぅぅぅΣ(´∀`;)

無機質なコンクリートの天井をぶち破り神々しいまでの秋空と植物が顔を覗かせていた。
正直、綺麗だと思った。

崩落地の近くはお風呂があった
男女それぞれの浴室
どっちを先に見るか。そんなの決まってる( ー`дー´)キリッ

入浴中のえるたそ~が

居るわけもなく
それにしてもスキー場のロッジにしてお風呂まで備えているとは驚きだ

奥には六畳程の部屋が二部屋あり当時は宿泊も充分できそうな設備の充実ぶりだ。
更に進むとコンクリート打ちっぱなしの広い空間に出た。
ココは何だろう。細かい仕切りもないし食事とかをするスペースだったのかな?

コンクリート鍾乳石ができている。
コンクリートに含まれる石灰分が雨水等によって溶け出し鍾乳石状のモノを作り上げる。
それだけコンクリートはスカスカになりつつあるって事だよな・・・

現存するロッジ一階部分は以上
ロッジを出て周辺を探索してみる
来る時から煙突と共によく目立っていた給水塔?
いい感じに錆びてる

鉄塔オタの方はこれを通称「結界」と呼ぶらしい
確かに空に描いた結界っぽい

これまたいい感じのバルブ
程よく朽ちてる

給水塔?の裏手には電源室或いは変電室のような物があった
本来ならば機械を覆うように建物があったのだろうが崩壊が進み僅かに壁が残るのみ

次にロッジを離れゲレンデに入りリフトを探す
ただゲレンデは植林されたのか言われなければわからない程に森に帰っていた
こちらが営業当時のゲレンデの様子



自分が当初想像していたモノより遥かに大規模だ!
まさか稜線までゲレンデがあるとは思わなかった。
色々調べてみた結果、ゲレンデの下の部分が初心者コース、上の部分が上級者コースであったようだ。
ということはロープトウは初心者コースに設置され、リフトは上級者コースのある山の稜線まで客を運搬していたと言う事だろうか。
確かに写真をよく見ると三枚目の左方向に茶色の大きめの支柱が確認できる。
更に稜線部には巻き上げ機のようなものも確認できる。
前述したように写真を見るまでこれほど大規模なスキー場だとは思わなかったので稜線部に見えた怪しげな窪地も自然的なものだと思い詳しく調べなかった(´・ω・`)ガッカリ…
何はともあれ取り敢えず調査し発見したモノを報告!
登山道に沿って進むと左手に機械的な遺構を見つけた。

機械の向いている方向を見てみると更に支柱も発見することが出来た。

登山道から外れ色々な植物の種だらけになりながら藪漕ぎをすると・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
巻き上げ機!
なんでだか分からないけどカッコイイ。蒸気機関車のような謎の機械的なカッコ良さ

錆が侵食し穴が開いた壁にカメラを突っ込んで内部を撮ってみた
屋根壁に囲まれていた影響か結構状態は良さそう

当初コレがリフトだと思ったが机上調査を進めたり当時の写真を見ると確かに・・・小さいな
これは恐らく資料にもあったようにロープトウであろう
ロープトウとはロープに付いている短いバーを手で持つ一人用のリフトの一種
こんな風にして使うらしい

なんだか見たことあるような無いような
バランスを取るのが難しくて転けそうになった幼少の記憶
結局、目的の大型リフトの遺構の発見には至らなかった(´;ω;`)ブワッ
下調べちゃんとしてから行かないとな
今ならある程度目星も付いてるし(見当外れの可能性も十分あるけどww)何より大変貴重な営業当時の写真を戴くことが出来たので再訪して同じアングルからの写真を是非撮りたい!!
最後になりましたが営業当時の写真を快く提供して下さった「ひまわり」のように!のまこと様にはココで感謝の意を表したいと思います。
本当に貴重な写真をありがとうございました!
宣伝じゃないけれど新潟100名山を始め登山に関する記述が詳細に載っていて見入ってしましました。
富士山や調査目的の藪漕ぎ沢登りくらいしか経験ないけどちゃんとした山登ってみたいよな。
頂上で相変わらずカップラーメン食べたい。
主にヤマノススメの影響で
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