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廃墟探索装備考 第二世代追加装備

2015.07.10.Fri.01:21
本格的に色々な「穴」に潜るようになって新装備が追加されたり、実地試験で改良が加えられたりしたので更新。
こちらが第一世代及び基本装備

まず何より大切な灯り。
【フラッシュライト】

TrustFire TR-J18

IMGP5710_R.jpg


これまで最大230ルーメンのGENTOSの「HW-999H」をメインに、補助及び緊急用予備にGENTOSの「SG-325」を持っていた。
しかし・・・隧道や暗い廃墟程度なら充分すぎる性能も地中深くの廃坑道や地下壕だと頼りなく時に危険を感じていた。
更に撮影において、フラッシュを焚いたところで貧弱な内蔵ストロボでは到底まともな写真は期待できない。

そこでフラッシュライトを色々勉強した。
まずメーカーについて、フラッシュライトの中にも粗悪激安中華から超高級メーカーまで様々あり、近年では中華メーカーの中でもピンきりである事が分かった。
具体的には高級中華メーカーだとNitecore, Zebralight, Fenix等など。
更にその上には欧米系ライトがある。

次に配光。
ワイド系とスポット系がある。用途に応じて使い分ける事が望ましい。


前置きが長くなった。
「TrustFire TR-J18」

メーカーや価格的には正直、ライトマニアの人が見たら鼻で笑うレベル。
ただ用途的にはコレクションではなく泥にまみれ落っことして壊す可能性もある初めての高額ライト。
あまり高額なのは不安。危険な場所で使うのだから値段を気にせず信頼性のある物を買うべきってのは至極正論だとは思うけど(´・ω・`)
まあその分は故障時に脱出までの緊急用予備の予備の予備まで他のライトを持つって事で自分を納得させた。

最大照度は公称8000ルーメン!!
だが中華系のこの最大照度に騙されてはいけない。よくある最大~ルーメンってのは内蔵LED素子のスペックをただ足し算しただけ。
自分のTR-J18で言えばCree XM-L T6というLEDを7灯搭載しており各LEDの性能を単純に足して8000ルーメンと言っている。
実際はそんな単純な話ではなく、照度計を持ってる方の話などを聞くと3000ルーメンくらいのようだ。
それでも自動車のヘッドライトが大体2500ルーメン前後なので、凄まじい明るさ。もはや投光機!

モード切り替えは、High、Mid、Low、ストロボ、SOS の5モード。
Highで3000ルーメン、Lowでも1000ルーメン程ありヘッドライト等をかき消してしまう程の明るさなので、廃坑道等を歩くには充分。
大空間や写真を撮りたいときだけHighを使うような使い方でランタイム約5時間くらいは使える。
配光はワイド系で撮影や歩きながら常用するには使いやすい配光。ただ竪坑や長い道の先を照らすには適さず最大照射距離は150メートル前後と言った所。

当然安い中華系なのでパッキン等はお察しだし排熱的にも心配なのでHigh常用はちょっと不安。
ただ1ルーメンあたりの価格だけでは現在最強のコスパであろうモデル。今のところ故障も無くお気に入り。


【バッテリー及び充電器】

そしてそんな強力なフラッシュライトを駆動させるためには当然大容量高電圧の専用のバッテリーや充電器を必要とする。
バッテリーもメーカー不明のポンコツ中華から安心と安全な日本製まで幅広い。
リチウムイオンバッテリーの事故は結構多く、あまりに安いのは怖い。謎の中華製だと中に砂で重さを増やしてたなんて話もあるらしい。

安心安全なら日本製の「KEEPPOWER」が定番。
自分はバッテリーも数を揃えたかったので、色々調べて一応安心できるかな程度の中華製「TrustFire 5000mAh 26650」を選んだ。
フラッシュライトに使用する事の多いバッテリーには18650と26650の2種類が多い。
18650の方が汎用性は高い。
自分はフラッシュライトは26650バッテリー、カメラやヘッドライト等は単3エネループで統一している。
今後更にライトを購入することになったら18650も買うことになるかもしれないが、TR-J18はどちらでも使えるので取り敢えず安心。
バッテリーは予備の予備まで準備。今の所5時間近くの探索で1セット2本のバッテリー消費。


充電器は「XTAR VP2 インテリジェント 高速充電器 フルセット 」
我がケチな主計科も充電器だけはケチらなかった。
安物買いでバッテリーに過充電与えて事故起こすのも怖かったし、バッテリーならダメなら買い換えるが充電器は長く使いそうなので良いモノ(当社比)を選んだ。フラッシュライトオタの方にも定番の信頼できる充電器だ。
良い所は主に以下の点。

・過放電バッテリー回復機能
・左右独立スロット
・充電電圧切り替えにより高速充電可
・液晶画面に電圧が表示されるので、故障や劣化したバッテリーを見分けられる


IMGP5712_R.jpg


【ヘッドライト】
ヘッドライトのGENTOSの「HW-999H」は残留。
変更点としてはケイビング装備を参考に予備のフラッシュライトの一つをヘルメッサイド部へ移設。

これが非常に都合が良く万が一ヘッドライトが故障した際にもカバンやポケットをガサゴソすること無く一瞬で予備へ切り替える事ができる。
また難所でより明るさが欲しい時も直ぐ使える。
ヘルメットも傷が増え訓練生から新兵程度には雰囲気ランクアップww

IMGP5729_R.jpg


【収納】

これが常に悩みの種。
取り敢えず分かった事はリュックは邪魔&邪魔
とにかくいろんな場所に引っ掛かる。

1393244394835_R.jpg


それではどうするか

ケイビングや軍隊の装備を参考に調べてみる。

やはりできるだけ身体に近い場所に装備をつけたほうが邪魔にならなそう。

現用米海兵隊の装備の携行例。SPCアーマー。
現在はボディアーマーに「MOLLE」システムが取り付けられ状況に応じて装備を選択する。

usmcstan_R.jpg


高い&大袈裟→不採用
会敵するのはコウモリさんくらいな場所で一体何から防弾するのだ(´・ω・`)
あくまで装備方針は「不審者にならない、実用的、安い」
アウターの下に着こめばイケるかもしれないが、最新のミリタリーモノはそれだけで価値があり値段が高い。

それでは釣り用ベスト的な奴はどうか?

3774_1_R.jpg


ポケットが最初から縫い付けられてる上にそのポケットも当然釣りに最適化されており使いにくそう。
しかも結構いい値段する→不採用

よろしい。ならばミリタリーモノだ。
FLCベスト。

253_1_R.jpg


基本的にアーマーの上から装着するものだが、これなら軽量で嵩張らないのでアウターの下に着込める。
値段もアーマーと違い放出品を探せば安価。まあポーチ類は別途購入しなければならないが、そっちも放出品を探せばいいだろう。
これにハイドレーションを背負えれば完璧。
うん良い線いってる。



時代を遡り1970年代ならばalice装備がある。
これはベルトに装備を装着しサスペンダーで吊るす方法。
コチラも安価で放出品があるが、FLCと比べると古いのでポーチの固定規格を合わせるのが面倒。
FLCの「MOLLE」システムなら普通の民生品のデジカメポーチとかも強引に取り付けられる。

alice1_zps685d0c09_R.jpg


無事リュックをシベリアへ追放。
探索に合わせて急造でalice装備を参考に、ウエストポーチに肩ベルトを取り付けたモノを試験投入。
やはり、リュックより断然動きやすく狭い場所でも引っかからず手ぶらに近い感覚で動きやすかった。

IMGP5731_R.jpg


ただ問題点も露呈。
普段はハイドレーションをリュックに内蔵するのだが、ウエストポーチではそれができなくペットボトルホルダーを取り付けたがブラブラしてとても邪魔だった。
やっぱりハイドレーションを知ってしまうともう戻れない。

今後、装備収納はFLCベスト+ハイドレーションを制式採用したいところ。
ただ収納自体はウエストポーチの容量でも充分だから、ウエストポーチ+ハイドレーションもありだな。
FLCベストも夏場だとアウターで隠せない問題点がある訳で、その点ウエストポーチなら怪しくない。
うん。悩ましい。


【アウター】
これはまこちゃんさんから学んだ術。
アウターにレインウェアを着こめば、汚れても洗い易く泥だらけになっても染み込まないので都合がいい。
更に温度調整や急な悪天候にも対応できる。しかもレインウェアを着れば一瞬で近所の人に擬態できる。素晴らしい。
登山では常識なのに思いつかなかった。

無題


問題点はヤブで破いても良いレベルの安いレインウェアだと蒸れる事だが、ゴアテックス系を持ち込むのは気が引ける。
なのでここは妥協するしかないかなといった所。


【服装】

第一世代では、安全性を考えレスキュー隊と称されるようなオレンジ色のツナギを採用していた。
ただ当然それを期待したので当たり前だが。。。目立つ(´・ω・`)
事故さえ起きなければ、目立ちたくない場面のほうが圧倒的に多い趣味なので装備変更。
オレンジ色ツナギも2線級へ。

1393244394835_R.jpg


で、新たに購入したツナギがコチラ。

無題2


袖やポケットもベルクロで使いやすい。
色も迷彩じゃなきゃ限りなくアウトに近いセーフって事で自分を納得させた。


【偵察装備】
以前から少し遠くに視認できる対象を安全な位置から確認できる双眼鏡か単眼鏡が欲しかった。
藪こぎや様々な危険を犯して辿り着いた先が実は現役設備でしたってオチは避けたいし、川の対岸に気になるものがあるといったシチュエーションは結構ある。

そこで購入した単眼鏡。「Kenko 単眼鏡 7×18 7倍 18口径」

IMGP5711_R.jpg


双眼鏡にしなかったのは嵩張るのを嫌って。
今更ながら見やすさ的に双眼鏡でも良かった気もする。まあベストセラーなだけあって安いのに明るく見やすくて不満はない。

やっぱり今後の課題は常に頭を悩ませる装備運搬方法。
目立たず、安く、使いやすいってのは難しい。
でも装備考察って凄く楽しい。


最後に色々な装備を始め、特にフラッシュライト関連で多くの事を教えて頂いた藤本さんyakumoさんtonotamaさんまこちゃんさんらには感謝申し上げます!
凄く勉強になりました!
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